これからの時代、AI(エーアイ)をうまく使うことがとても大事になります。AIは「人工知能(じんこうちのう)」といって、人のように考えたり、覚えたりするコンピューターのことです。大人だけでなく、小学生のみなさんも、小さいうちからAIをさわってみると、将来にとても役に立ちます。
今では、学校の勉強や家での生活の中でもAIがたくさん使われています。だから、今のうちに知っておくと安心です。この記事では、小学生とおうちの人がいっしょに安心して使える「無料で使えるAIツール」を5つ紹介します。お金はかからず、パソコンやスマホがあればすぐに使えます。
ChatGPT(チャットジーピーティー)
人とおしゃべりできるAIです。質問すると、人と話しているみたいに答えてくれます。たとえば、わからないことをやさしく教えてくれたり、おもしろいお話を作ってくれたりします。
-
小学生:しりとりをしたり、お話を作ってもらう
-
おうちの人:勉強のヒントを聞いたり、質問をいっしょに考える
【使いかた】 「ChatGPT」と検索して、公式サイト(https://chat.openai.com/)をひらきます。アカウントを作ってログインしたら、下の入力バーに話しかけたいことをかいて送信すると、返事がかえってきます。
※子どもだけで使わず、おうちの人といっしょに使ってね。
Copilot(コパイロット・旧Bing AI)
調べものができるAIです。「○○ってなに?」と聞くと、わかりやすく教えてくれます。自由研究にも使えます。
-
小学生:動物や歴史などのことを調べる
-
おうちの人:子どものしらべ学習をサポート
【使いかた】 Copilot(コパイロット)https://copilot.microsoft.com/ をひらいて質問を入力すれば、AIが答えてくれます。
画像をつくるAI
言葉を入力すると、その内容にぴったりの絵を作ってくれるAIです。たとえば、「うさぎの家族が月を見ている絵」と書けば、かわいい絵が出てきます。
-
小学生:じぶんのアイデアで絵を作る
-
おうちの人:ブログやSNSで使えるイラストを作る
【使いかた】 「Bing Image Creator(https://www.bing.com/create)」や「Canva(https://www.canva.com/)」をひらいて、ログイン後に絵の内容を入力して「作成」をクリックします。
YouTube自動字幕ツール
動画の音をきいて、文字にしてくれるAIです。話している言葉が読めるようになるので、意味がもっとよくわかります。
-
音が小さくて聞こえにくいときに便利
-
話の内容を文字で読んで、しっかり理解できる
【使いかた】 YouTubeの動画をひらいて、設定から「字幕(CC)」をオンにすると、自動で文字が表示されます。
おえかきAI
かんたんな線をかくだけで、AIがきれいなイラストにしてくれます。色をぬったりするのも楽しいです。
-
小学生:自由に線をかいて、イラストを作る
-
おうちの人:いっしょにテーマを決めておえかきタイム!
【使いかた】 「AutoDraw(https://www.autodraw.com/)」を検索してページをひらきます。マウスやタブレットで線をかくと、AIが近い絵を出してくれるので、それを選ぶだけで完成!
まとめ
AIはむずかしいものじゃなくて、上手に使えばとても楽しい道具です。今回紹介した5つのAIツールは、どれも簡単に使えて、小学生でも安心です。
さいしょはドキドキしても、「おもしろい!」「またやってみたい!」と思えるはず。これからの時代、AIはもっと身近になります。将来、AIを使う仕事や勉強にもきっとやくに立つでしょう。
まずは気になるものを1つえらんで、親子で楽しくチャレンジしてみてくださいね!
(※この記事に出てくるリンクは、外のサイトにとびます)
【関連記事】
コメント