夏休みの自由研究、どんなテーマにしようか迷っていませんか?最近はAI(人工知能)を使った自由研究が注目されています。AIは難しそうに思われがちですが、実は中学生でも楽しく学べる内容がたくさんあります。観察や実験、比較や創作など、AIを使うことでこれまでになかった視点から研究を進めることができるのです。
この記事では、AIを使った自由研究の中でも、中学生が取り組みやすく、かつ学びが深まるテーマを5つ紹介します。学校への提出はもちろん、発表会やプレゼンにも使える内容ですので、ぜひチャレンジしてみてください!
1. AIでフェイクニュースを見分けられるか検証しよう
【目的】
インターネットにあふれる情報の中で、AIがどこまで本物かウソかを判断できるのかを調べ、情報を正しく見分ける力を身につけます。
【進め方】
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ChatGPTに、ニュース記事(本物とフェイク)をいくつか読ませて、どちらが正しいかを判定してもらう
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その理由をAIに質問してみる
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自分でもネットなどで調べて、AIの判断と比べてみる
【まとめのヒント】
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AIがどう判断したのか、一覧表にして整理する
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自分の調べた内容とどう違ったかをまとめる
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フェイクニュースを見抜くためにどんなポイントがあるか考察してみる
2. 自分だけのAIキャラクターを作ってみよう
【目的】
AIをカスタマイズして、自分だけのキャラクターを作ることで、創造力を伸ばします。
【進め方】
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ChatGPTで、性格や口調、好きなことを設定してキャラクターを作成
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会話して、キャラクターの性格がどう出てくるかを観察
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DALL-Eや他の画像生成AIを使って、そのキャラのイラストも作る
【まとめのヒント】
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キャラクターのプロフィールと、どんな会話をしたかをまとめる
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キャラ紹介カードや会話ログ、イラストをノートに貼ってまとめると見栄えも◎
3. AIの文章を自分の言葉で書き直す挑戦
【目的】
AIと人間の表現の違いを理解し、自分の文章力を高めます。
【進め方】
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ChatGPTに、自由なテーマで文章を書いてもらう(例:地球温暖化について)
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その文章を自分の言葉で書き直す
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どこをどう変えたか、理由も考えて記録する
【まとめのヒント】
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AI文と自分の文章を横に並べて比較表にする
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家族や先生にどちらがわかりやすいか聞いてみてもOK
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書き直しのポイントをまとめると成長の記録にもなります
4. AI翻訳ツールの違いを比較してみよう
【目的】
翻訳AIの性能を調べることで、英語学習と情報比較の力を同時に育てます。
【進め方】
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同じ日本語の文を、Google翻訳、DeepL、ChatGPTで英訳させてみる
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出てきた英語の文章を見比べて、自然な表現や違和感がないかをチェック
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難しい場合は、意味が通じるかだけでも比べてみましょう
【まとめのヒント】
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それぞれの翻訳結果を表にして比較
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気になった表現や「ちょっとおかしいかも?」と思う部分をピックアップ
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どれが一番自然だったか、自分なりの意見を添えて
5. AIに「自分の1日」を分析してもらおう
【目的】
AIを使って、自分の生活を客観的に振り返り、改善点を考えます。
【進め方】
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朝から夜まで、自分が何をしていたかを時間ごとに記録する(例:起床→朝食→通学など)
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その内容をChatGPTに「この生活どう思う?」と聞いてみる
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AIのアドバイスと自分の気づきをまとめてみる
【まとめのヒント】
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時間ごとの行動とAIのコメントをセットにして「生活分析シート」を作る
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自分の反省点や「ここを変えたい」などを追加して完成度をアップ
まとめ
AIを使った自由研究は、中学生にもぴったりな学習テーマです。調べる・比べる・考える・作るといった活動を通して、AIのしくみや考え方を楽しく学ぶことができます。
今回紹介した5つのテーマは、どれも実践しやすく、オリジナリティのあるレポートに仕上げやすいのが特長です。さらに、AIとのやりとりを記録することで、研究のプロセスも充実します。
この夏は、AIと一緒に新しい学びをスタートさせてみませんか?
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